マントラについて

音の瞑想とも言われるマントラは、

クリシュナマチャリア師の教えには、アーサナ(ヨーガのポーズ)以外にも、沢山の素晴らしいヨーガの練習のツールがあります。

その中でも特徴的で欠かせない練習に、マントラを唱える方法があります。

マントラとは?

マントラは、インド最古の言語のサンスクリット語で、神聖な音、聖音のことを言います。

音の瞑想とも言われ、mantraには、私たちを守ってくれるという意味もあります。

そして、全てのマントラは前向きな良い影響を与えます。

言葉の意味を知らなくても、サンスクリット語の音はとても美しく強く、聞く人、唱える人、共にとても心地良く、癒されます。

数千年昔の古代に生まれたヨーガやヴェーダの教えでは、自然への深い尊敬の気持ちとともに、自然が持つ偉大な力を強く信じられています。

そのため、太陽、月、大地、水、炎、など、自然を表すマントラが多くあります。

その他にも、健康、癒し、平和などを祈るマントラ、インドの神様のマントラなど、様々な美しいマントラがあります。

お腹から声を出して唱えるのでとても気持ち良く、その音は身体の内側を旅するように、ヴァイブレーションとして響き、私たちの身体だけではなく、内側にある心に届きます。

そして、その音自体や音の持つ力を感じられたり、音が持つエネルギーを頂くことができるため、聖音として尊われています。

癒しの効果も高く、ご自身が本来持っている内側の力や強さを養い、前向きに生きていくためのとてもパワフルなヨーガの練習方法のツールの一つです。

クリシュナマチャリアの教えでは、このサンスクリット語を詠唱する練習のことを、マントラ、またはヴェーディック・チャンティングと言うこともあります。

ヴェーディック・チャンティングは、「veda(ヴェーダ)を詠唱すること」を英語で表しています。

veda(ヴェーダ)は、インド最古の教えと言われています。

ヴェーダには、私たち人間が生きていく上で必要なこと、大切なことが全て書かれていると言われる広大で神聖な教えです。このヴェーダの一語一語をマントラといいます。

マントラは、クリシュナマチャリアの教えでは、欠かせない練習方法です。

YOGA MANIでは、様々なクラスで、マントラの体験ができます。

マントラのチャンティングを体験してみたい方には、ヨーガスタジオ スワルーパで毎月第1土曜日に行われているチャンティングサークルもお薦めです。

チャンティングサークルは、世界的なコロナによるパンデミックを機に、スタートした無料のオンラインサークルです。